トランプ米大統領は18日、医療用大麻の研究を促進する 大統領令 に署名した。現在、大麻は 連邦政府 によって最も危険性が高い薬物の一つに分類されているが、この危険性を引き下げることなどを求めている。

【12月19日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は18日、大麻（マリフアナ）をより危険性の低い薬物として再分類する大統領令に署名すると発表した。 トランプ氏は、「大麻を第1類から正当な医療用途を持つ第3類規制物質へ再分類する大統領令」に署名すると発表。現在、大麻はヘロインやLSDと同じ第1類に分類されており、米政府はこれらの薬物を「乱用の可能性が高く、医療利用が認められていない」と見なしてい

【ワシントン=芦塚智子】トランプ米大統領は18日、連邦政府機関に大麻の規制緩和を迅速に進めるよう指示する大統領令に署名した。痛みの緩和など医療目的の研究促進が目的で「大麻を合法化するわけではない」と強調した。大麻は現在、ヘロインなどとともに乱用や依存の危険性が高い「1類薬物」に分類されており、政府が承認した限られた研究しか認められていない。大統領令はボンディ司法長官に、危険度がより低い「3類薬