「リベラリズム(自由主義)は左右両派から邪魔者扱いされている」。レーガン氏、オバマ氏、バイデン氏の3人の米大統領に仕えた法学の権威、ハーバード大学のキャス・サンスティーン教授は米国の現状をそう分析する。個人の自由や法の支配はトランプ政権下で守られるの ...
世界中で「リベラル」という言葉が、かつてないほどの逆風にさらされています。 「リベラル」といえば、少し前までは「自由」や「寛容」を重んじる良識ある態度のことでした。
だが、リベラリズムも同様に「物象化」し得る。日本のSNSにも、批判理論やPCを提唱している人たちの指摘を無視し、社会で実際に生じている問題にもまったく目を向けようとせずに、既存の制度のあり方をひたすらに肯定し続けたり「表現の自由」を絶対 ...
思想家、フランシス・フクヤマの最新刊『リベラリズムへの不満』が新潮社より刊行されている。冷戦の終結を予見し、自由民主主義の最終的な勝利を唱えた『歴史の終わり』から30年。地球規模の政治の混迷や、リベラリズムの危機的な状況を前に、世界 ...
リベラリズムを蝕むものはなにか。それは、神の不在ではなく、コミュニティーの欠如だ。 先日、とあるグラフがSNS上で物議を醸した。 キャスリーン・ボイル「どれでもいいので信じてみてください。あなたに何が足りていないのかがわかります。」 https ...
1989年に発表した論文「歴史の終わり?」で、西側諸国のリベラリズムが、人間のイデオロギー的進化の終着点なのではないかとの見方を示した、米国の政治学者のフランシス・フクヤマ氏。大統領選を控えるアメリカで、また指摘される分断。それでも ...
これから読む予定の本2冊を前に、GPT-5で予習。 とくにカトリック的な基盤を持つ、パトリック・デニーンの政治思想については、まったく知らなかった。 そういえば、新しいローマ法王レオ14世もアメリカ出身(ペルー国籍)。なにかの暗合かな。 以前 ...
冷戦の終結を予見し、自由民主主義の最終的な勝利を唱えた『歴史の終わり』から30年。地球規模の政治の混迷や、リベラリズムの危機的な状況を前に、世界的な思想家フクヤマはいま一体何を考えているのか。これからの現代政治を見ていくうえで欠かせ ...
1980年代以降、世界経済のグローバル化が急速に進んだ。その背後には市場主義、規制緩和、自由競争、小さい政府などを主張するネオリベラリズムの思想があった。そうした政策を世界中で推し進めてきたのは米国であった。具体的には米国政府と ...
もちろん、そうした過激にもみえるリベラル派の主張にも一理ある。というのも、そうしたリベラル派が異なる意見を糾弾するような排撃的態度をとってしまう背景には、この自由主義的な社会というものが望ましいものだけでなく、よろしくないものまで ...
「米国はリベラルな国である」という表現は半分正しく、半分間違っている。 いったいどういうことか。 まず、半分は正しい。それは米国が「自由主義」(リベラリズム)に立脚した国であるという点においてである。つまり、政治的・経済的な自由を ...
敗戦後すぐに、反骨の作家、井上光晴の資金提供の下に発足した老舗出版社・五月書房が現代に甦った。同社渾身の新シリーズ第1弾は、「一強」の構造の中に居座り続ける安倍政権を糾弾する鼎談本だ。 『圧倒的!リベラリズム宣言』という勢いのいい ...
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