昨年１２月１１日の自民、公明、国民民主の幹事長間で交わされた３党合意では、ガソリンの暫定税率廃止、いわゆる〝１０３万円の壁〟を１７８万円に引き上げることで合意をしたが、実現までに１年以上の時間を要する格好となった。

【読売新聞】　立憲民主党が目指す「中道路線」の野党結集に黄信号がともっている。連携を想定する国民民主党が「年収の壁」の引き上げで成果を上げ、与党寄りの姿勢を鮮明にしたためだ。共闘を模索する公明党も与野党と一定の距離を保っており、立民 ...

自民党が所得税の課税最低ライン「年収の壁」を１７８万円まで引き上げる国民民主党の要求を受け入れた。参院で過半数を持たない現状を踏まえ、国民民主の協力を確実にして政権の安定を図る狙いだ。自民と日本維新の会の与党間に溝が生じたタイミングを捉え、国民民主が ...

国民民主党の玉木雄一郎代表は19日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、安全保障政策を担当する官邸筋が「核を持つべきだ」と発言したことを巡り、「オフレコの話を記事にするメディアも問題では」と投稿した。発言は、官邸筋がオフレコを前提にした記者団の非公式取 ...

国民民主党の玉木雄一郎代表の18日の記者会見の要旨は次の通り。◇先ほど高市早苗首相（自民党総裁）と党首会談を行ってきた。この間、実務者間で協議を続けていた「年収の壁」の引き上げだが、178万円への引き上げが実現した。ともに関所を乗り越えていこうということで、首相とも党首討論などでもやり取りをさせていただきながら今日まで交渉を続けてきたが、ともに関所を乗り越えることができた。首相の政治決断に ...

国民民主党は2026年度税制改正で自民党と合意し、連立を組む一歩手前まで接近した。提案型野党として最優先テーマだった「年収の壁」引き上げについて「任務完了」を宣言した。与党入りに進むのか、いまの立ち位置で次の政策実現をめざすのか。国民民主の玉木雄一郎代表は18日、国会内で高市早苗首相と会談した。所得税の「年収の壁」の178万円への引き上げなどについて合意書を交わした。26年度予算案を「年度内の ...

自民党と日本維新の会は19日、2026年度与党税制改正大綱を決定した。所得税がかかり始める「年収の壁」については、国民民主党の要望を受け入れ、現行の160万円から178万円に引き上げたほか、自動車や軽自動車の取得時にかかる自動車税の「環境性能割」も廃 ...

立憲民主党の野田佳彦代表は17日、臨時国会閉会を受けて記者団の取材に応じ、今後の党方針について「政策実現よりも（高市早苗政権との）違いを示す」と語った。「中道」を旗印に野党の結集軸となり、保守色が濃い政権を揺さぶりたい狙いが透ける。だが、政権批判に前 ...

国民民主党は17日の両院議員総会で、堂込麻紀子参院議員（茨城県選出）と芳賀道也参院議員（山形県選出）の入党を承認した。ともに国民民主党の参議院会派に無所属で参加していたが、入党の申し入れを行い正式に許可された。

「国民の皆さんから託されたミッションコンプリート（任務完了）ということで一つの区切りを迎えることができた」。国民民主党の玉木雄一郎代表は18日、「年収の壁」引き上げで高市早苗首相と合意した後、こう成果を誇った。

日本維新の会の藤田文武共同代表は１８日のＢＳフジ番組で、国民民主党に連立政権入りを求めた。自民、国民民主両党が所得税の課税最低ライン「年収の壁」引き上げで合意したことなどに触れ、「連立に入ってもらい、大きな枠組みの中で政策を実現する方がいい」と述べた ...

まずは連立相手である日本維新の会であり、2番目に党名を述べた国民民主党とは、補正予算に入れた「ガソリン暫定税率の廃止」とともに、18日に「103万円の年収の壁」を178万円まで引き上げることで合意。同党の玉木雄一郎代表は「国民のみなさんから託されたミ ...