米国が国連への関与を弱めていることを受け、平和維持活動(PKO)が危機に直面している。5日にも死者が出たレバノンへの派遣は米国が延長に反対し、2026年末に終了する見通しだ。米国の分担金支払い滞納に伴う資金不足で国連は他の任務でも要員を減らす方向だ。活動を終えるのは国連レバノン暫定軍(UNIFIL)。1970年代のイスラエル軍によるレバノン侵攻を受け国連安保理が同国南部での展開を決めた。イスラ ...
米国が国連への関与を弱めていることを受け、平和維持活動(PKO)が危機に直面している。5日にも死者が出たレバノンへの派遣は米国が延長に反対し、2026年末に終了する見通しだ。米国の分担金支払い滞納に伴う資金不足で国連は他の任務でも要員を減らす方向だ。活動を終えるのは国連レバノン暫定軍(UNIFIL)。イスラエルが2023年のパレスチナ自治区ガザ侵攻と連動してレバノンの親イラン組織ヒズボラへの攻 ...
決議は、要員への攻撃に関する捜査や訴追の状況について、国連事務総長が安保理に報告する仕組みなどを整えるもの。関係する国などに捜査への協力を呼びかける内容なども盛り込まれた。日本を含む153カ国が強い賛意を示す共同提案国に名を連ねた。 今回の決議は、PKO要員の安全に対する懸念が高まるなかで採択された。レバノン南部では3月以降、イスラエルと親イラン武装組織ヒズボラの交戦により、国境を監視しているPK ...
アフリカ・コンゴ民主共和国の治安が悪化している。今年2月以降、反政府武装勢力「M23」の攻撃が激しさを増し、東部の主要都市ゴマを包囲する勢いを見せている。そんな中、25年にわたり現地で活動してきた世界最大級の国連平和維持活動(PKO)部隊の ...
PKOの現場を訪れるラクロワ国連事務次長(©UN Photo) 国連の平和維持活動(PKO)が岐路に立たされている。トランプ米政権からの分担金拠出が滞り、PKO要員の死傷も相次いでいる。活動の「質」向上が求められる中、日本主導で10年前に始まった枠組みで、PKO ...
国連平和維持活動(PKO)協力法が成立して15日で30年。この間、日本は13のPKOに自衛隊員ら延べ約1万人以上を派遣した。当初は部隊派遣が中心だったが、現在は要員派遣だけという状況が続く。最初の派遣部隊を率いた元自衛官は「もう部隊派遣はできない ...
ボスニア内戦時のサラエボ国際空港に展開した国連PKO部隊撮影:黒井文太郎 先日、とある番組で、自衛隊の南スーダン撤退に関して、お話しさせていただく機会がありました。 南スーダンからの撤退については、撤退すべきという意見が多いことは承知して ...
2017年6月15日、国際平和維持活動(PKO)への自衛隊参加に道を開くPKO協力法(1992年)の成立から25年を迎えた。同法に基づき自衛隊が海外に派遣されてから四半世紀。憲法解釈と国際紛争の現実の間で揺り動かされながら行われた日本の国際貢献を振り返る。