ちょっと古典をかじった人なら、論語で「狂狷」がとても価値が高いことはご存知だろう。 中庸がだめならせめて狂狷を。 狂者は進みて取り、狷者は為さざるところあり。 論語 狂狷の「狷」は、中島敦『山月記』に「性、狷介」って出てくる。高校の国語 ...
「狂」には、「 狂狷 きょうけん 」と「 佯狂 ようきょう 」の二つの異なる系譜がある。 「狂狷」は、孔子が『論語』の中で「進取の気」として肯定的評価を与え、孟子が継承し、以後、連綿として明の 王陽明 おうようめい にまで受け継がれていく。