ノーベル経済学賞受賞者ジョセフ・E・スティグリッツが現代社会における「自由」の本質を問い直し、新たな資本主義のあり方を提示する新著『スティグリッツ 資本主義と自由』(The Road to Freedom:Economics and the Good Society)が上梓された。本書で氏は、これ ...
2022年11月、米オープンAIが生成AI(人工知能)モデル「チャットGPT」を一般公開すると、人間相手のように対話できる性能に世界中が驚いた。資本主義の本質を追究してきた経済学者・岩井克人氏の衝撃はとびきり大きかった。自身の資本主義論が揺るがされる ...
2025年のノーベル経済学賞の受賞者は米仏の3氏に決まった。ノーベル経済学賞には第1回(1969年)以来、50年を超える歴史があり、2025年を含め累計で99人の受賞者が生まれた。今回はノーベル経済学賞の最近の傾向、歴史や展望などを前田裕之氏が2回にわたり ...
統計学の解説書ながら42万部超えの異例のロングセラーとなっている『統計学が最強の学問である』。そのメッセージと知見の重要性は、統計学に支えられるAIが広く使われるようになった今、さらに増しています。そしてこのたび、ついに同書をベースにし ...
2002年にノーベル経済学賞を共同受賞した心理学者で米プリンストン大学名誉教授だったダニエル・カーネマン氏が3月27日、90歳で亡くなった。行動経済学を切り開いたことで世界的に著名な研究者だった。 米ジャーナリストのマイケル・ルイス氏は ...
インタビュー前編では、主流派経済学の矛盾点について、哲学的な観点から評論家の中野剛志氏が解説した。ただ、致命的な欠点がありながらも、主流派経済学は経済学の中で長らく主役の座に居座り続けている。主流派経済学はなぜ「主流」で居続け ...
まもなくノーベル賞の季節がやってくる。昨年、山中伸弥・京都大教授の受賞にわいた医学生理学賞が7日に発表されるのを手始めに、物理学賞(8日)、化学賞(9日)、文学賞(10日の見込み)、平和賞(11日)、経済学賞(14日)と続く。