児童生徒性暴力防止法で教員などを任命・雇用する際に義務付けられているデータベース(DB)について、採用権者の7割が適切に活用していなかったことが12月22日、文部科学省の調査で明らかとなった。DBにユーザー登録をしていない採用権者も4割を超えていた。
文部科学省は23日、児童生徒へのわいせつ行為などで処分され、免許を失効した教員のデータベース(DB)を採用権者の7割近くが活用していなかったとの調査結果を受け、活用の徹底を求める通知を全国の教育委員会や学校法人に出した。教員採用時のDB確認は法律で義務付けられており、フォローアップ調査を実施した上で、活用していない場合は名称の公表を検討している。文科省が22日公表した調査結 ...